| 3．将来の“賃料見直し”は必ず起こる!チェックすべき“途中解約条項”のポイント | 30年一括借上に不安を抱えるオーナー様へ。良いサブリースか悪いサブリースか、契約内容を正しく把握することが第一歩です。

将来の“賃料見直し”は必ず起こる!
チェックすべき“途中解約条項”のポイント

必ず起こる賃料の見直し。そのときにサブリースの解約を検討することがあるかもしれません。そのためには、事前に途中解約条項をチェックしておくことが大切です。

なぜなら、サブリースの途中解約には違約金が発生する場合があるからです。

例えば今のサブリース会社が良くないので、他のサブリース会社への変更や一般の管理に切り替えようとしたときに、 違約金が発生してしまう契約になっていたら聞かされていなかったと悔しい思いをすることになってしまいます。

そもそも、解約時に金員支払いが発生する契約内容は悪質なのですが、実際に以下のようなケースが見受けられます。

• 解約までの期間が長い。
  3ヶ月前の解約予告が一般的だが、6か月前等とされている。
• 大型工事・家賃減額等の実施がセットになっている。
  さらにその費用が相場より高い場合がある。

また大手のサブリース会社の契約で、オーナーが修繕費を毎月パック料金で払っていることがありますが、そういったものは今まで払った金額は解約で戻ってこないケースがほとんどです。

しっかり準備をして臨まないと想定外の経費・家賃減額に“泣き寝入りするしか無い”ケースもあります。 「不利な解約条項はないか？」「将来の経費を見越した内容になっているか？」など、 解約時にどういったことが発生するか、不利な契約となっていないかを事前に把握しておくことが重要です。